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平成25年度を平成11年度と比較してみると、児童福祉司数2.3倍、児相数1.2倍になります。これに対して児童虐待相談件数は6.3倍です。
また、児童福祉司1人あたりの受け持ち件数(児童虐待相談件数➗児童福祉司数)を計算してみると、平成11年度は約9.4件でしたが、平成25年度には26.6件です。減るどころか3倍に増えてますね。
ちなみにこのブログでも問題にした平成22年度はどうだったか。
平成22年度は22.7件、平成17年度は17.3件でした。「この10年で受け持ち件数が変わっていないのではないか」という私の予想は間違っていました。
そうです。変わっていないのではありません。
受け持ち件数は増える一方だったのです。
本ブログの記事「児童虐待相談件数の増加と、データに基づく今後の予測。」
と合わせて考えても、やはり児相の児童虐待対応職員の大幅な加配増員は急務としか言いようがありません。
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