あんまりしないが久々に読書。水戸常澄図書館から取寄せです。家族や性愛についていろいろ考えさせる本でした。いわゆる世間的な「家族を持つこと」(1対の男女で結婚して子供を産み育てていく)に疑問を持つ、あるいはそのベースがない人たちが構築した「自分だけの家族」について取材した秀作です。
私にとって家族とは、経験的に自分に有害な存在でしかありません。憎しみの対象でしかないです。しかし、世間的な家族の枠組みに囚われず、自分が好きで構築した「自分だけの家族」なら。。。
家族が重いとか、生きにくさを感じている人は読んでみたらいいんじゃないかと思います。
ーーー 法律婚ではない契約を取り交わして結婚生活を送る夫婦。恋愛関係にはないが、同性パートナーシップ制度を利用して「家族」になることを検討中の女性二人。「家庭が欲しい」と 精子バンクを利用して子どもを産んだXジェンダーの当事者。母の呼びかけで集まった多くの人たちによる共同保育で育った子ども。
自分らしく、深く息をして生きるために。「愛」と「家族」の多様な形を実践する人々にインタビューし、自らに問い直す。自分がほんとうに安心できる「愛と家族のかたち」は、どこにあるのだろう?ーーー
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