2024/03/10

【石川県】中能登町で災害ボランティア

2024年3月2日(土)、石川県の中能登町で災害ボランティアとして被災者様のお手伝いをさせていただきました。家屋内にある壊れた家具を軽トラで集積所に運び出す作業でした。 


 
お手伝いした方に聞いたところ、中能登町は震度6弱。長い揺れで、外になんとか飛び出したものの、自分の家が大きく揺れているのをみて腰を抜かしたとのことです。相当な揺れだったでしょう。幸か不幸か、その地区のインフラは1月6日くらいにほとんど回復したようです。トイレも水も電気も来ていました。街中をみても道路の被害も少なく、倒壊家屋は100軒中2、3軒だったと思います。
 
震災被害は、奥能登に比較すれば少ないと思います。災害ボランティアセンターは3月中に閉鎖となるでしょう。
 
しかしながら、地域防災の課題は山積みです。とにかく若者がいない。私がお手伝いした2軒とも、ご高齢の女性の一人暮らしです。地震で壊れたものを運んで欲しいという依頼ですが、昔なら親族や近所の若者に頼んでやれたことだと思います。しかし、「いない」のです。人が全然いない。これでは大きな地震があっても片付けができない。
 
すでに超少子高齢社会になっています。ちょっとした被害でも、人手がなくて復旧できない。それゆえ日常を取り戻せない、ということが起こってしまいます。
 
こういった課題に積極的に取り組んでおく必要があると感じました。3、4月は忙しくて行けそうもないので、5月ごろにまた行ってみます。

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