児童虐待相談件数は30年間で約160倍になり、2018年の時点で16万件に迫ります。日本小児科学会は年間約350人の子どもが虐待死しているとい推計を出しました。
【30年】も失敗を続け、さらに誰も責任取りません。
この現実と未来を変えるには、私たちが大切にしているものを捨てる必要があります。
例えば我々が大事に抱えている「大人の都合」「支配者の論理」「加害者の論理」です。子どもの心身に一生取り返しのつかない傷を与え、また実際に殺してきたものを捨てることです。
まず虐待の現実を受け止めてください。当事者のなまの声を聞いてください。彼ら彼女らがどうやって生き抜いてきたか、どうして欲しかったのか、聞いてください。死んでいった子どもたちや、深い傷を負いつつ生き抜いてきた、我々の現実を知ってください。
それを抜きにして施策を考えたところで、実効性があるはずもないです。相談件数も、虐待死も、減らせるわけがありません。
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