2020/07/15

仔猫保護、里親探し、…幸せに。

7月は春に生まれた仔猫が離乳する頃です。はぐれたり、捨てられたりで、仔猫を見つけることがあります。そして、今年は見つけてしまいました。7月12日夜、たまたま散歩に出かけて、赤塚駅東側の踏切を通りがかったところ、何かの鳴き声が。太い感じの鳴き声だったので、鳥かと思ったのですが、気になって探索を始めました。

鳴き声の元を注意深く探して、…いた!
ちょうど175cmの私の手が届くらいの樹上で白い仔猫が!

状況から親猫からはぐれて鳴き続けているのだと思いました。即座に保護を決断して、近所のツルハドラッグでノミ取り薬を買ってつけ、うちに連れて帰りました。最初は怯えて震えて、餌も水も受け付けなかったのですが、抱っこして慰め続けていたら震えが止まりました。夜中にはご飯も食べておしっこもしました。これでもう安心です。多少目やにが出ている程度で、負傷もありません。生後2ヶ月のメスです。

FIVも陰性で、私が保護した中では一番の健康体でしょう。翌日は職場のあらゆる人に声をかけまくり、里親はすぐに見つかりました。こんなにうまくいった保護は初めてです。

しかし、不思議です。
あの時、なぜ私はあの場所を通ったのでしょうか。あの場所まで行かず、近所を2周するコースもあるのですが、なぜあの場所を通るコースを選んだのでしょうか。そしてなぜ、あの時間に行ったのでしょうか。なぜ鳴き声を聞いて探索を始めたのでしょうか。電車の通過音で一旦かき消された声を、探し続けたのでしょうか。

1つでも条件が違えば、白猫保護には至らなかったはずです。偶然なのでしょうか、これは。いや偶然には違いないです。でも、不思議で不思議で仕方がありません。

なんにせよ、全てうまく噛み合いました。本当によかったです。

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